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多くのアーティストにカヴァー/サンプリングされる『Roy Ayers(ロイ・エアーズ)グルーヴ』

多くのアーティストにカヴァー/サンプリングされる『Roy Ayers(ロイ・エアーズ)グルーヴ』

ジャズとファンクの間を自在に行き来するサウンドで数多くのクラシックを残し、HIPHOP世代からもサンプリング・ソースとして多大な支持を集めるジャズミュージシャン(ヴィブラフォン奏者)の『Roy Ayers(ロイ・エアーズ)』。

ロイ・エアーズのジャンルに縛られない自由な音楽はジャズだけにとどまらず、ソウルからワールド・ミュージックまでと聴くたびに発見がある。

その独自性は、アシッドジャズやレア・グルーヴ、ヒップホップに関わる人々に再評価されたことのみならず、優れた音楽として後にスタンダード曲になっていくには、それぞれの時代に多くのミュージシャンにカヴァーされ、多くの聴き手のに届くということを証明している。

ちなみに、サンプリングされた曲数はジェームス・ブラウンに続いて多く、中でも1976年の彼の代表曲“Everybody Love the Sunshine”は、20を超えるアーティストにサンプリング使用されているほどの人気曲であり、そのメロウなサウンドは本当に素晴らしく、それこそ昇天ものである。

Everybody Loves the Sunshine

本日は、そんな彼の代表曲を見事な楽曲に生み変え、過去の楽曲の印象的なフレーズやメロディーを人々の記憶の中に残すことにおいても、また本人自身の楽曲ともに天才的である『D’Angelo(ディアンジェロ)』のカヴァーバージョン。そして、ロイ・エアーズ自身が過去の楽曲をセルフ・カヴァーしたアルバム「マホガニー・バイブ」で『Erykah Badu(エリカ・バドゥ)』とのコラボバージョンをお届けしたい。

by JELLYE ISHIDA.



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